長年、塾をやってきて感じるのは、上位と下位の1パーセントは別として、残りの人は勉強したかどうかで決まる、ということです。もともと頭がいいのではなく、勉強することが能力となって頭がよくなるのです。努力して勉強することができるかどうかが、「能力」です。その能力をつけるためには、とにかくトレーニングをすること。子どもは放っておいたら勉強はしません。親のいうことを聞かないなら塾に任せる、これも必要です。塾の授業や合宿は、そのためにあるわけです。マラソンなどの競技は、何も努力しないで一位をとろうとしてもそれは無理。小出監督は、選手を叱咤激励し、阿十時間も走らせて金メダルを獲得する選手を育てました。伴走しながら選手を怒鳴って、一緒に汗を流しているのです。ある意味、塾の先生はそういう役目を担っているのだと、私は思います。自分の力で何でもできるようになれば自主性に任せてもいいのですが、子どものうちは難しい。「やればできる」の幻想を捨て、ある程度、型にはめたトレーニングが必要です。
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