私立はかなりお金がかかることに気づいた。私立小に通わせたKさんの次男には、6年間で約500万円かかる予定。これにお受験塾の幼児教室代や通学費もかかり、さらに中学受験もするので進学塾代もいる。「住宅の頭金くらい軽くかかりますね」現在、国立大付属に通う長男は、進学塾に通っている。さらに英語と数学の個人塾代もかかる。3人とも全寮制の私立中学に入れたSさんの場合、それぞれに学費と寮代が年120万円。その3倍プラス交通費や雑費がかかるのだ。Kさんは夫が弁護士、Sさんは夫が公認会計士で本人が薬剤師と高資格高収入の自営業。私立小には医者や弁護士の子が多いとKさんは話していたが、ふつうの会社員ではふたりの子を私立小に入れて住宅ローンもあるとなると、家計は圧迫する。比較的ゆとりがあるのは、ひとりっ子とか、Tさんのように祖母が学費を負担するという場合である。ところで、受験に向かう隠された要因として家系や親族がある。義母はじめ親族が受験させていると受験に向かいやすい。また親のどちらかが私立中学受験経験者だと、子どもにさせる傾向も顕著。親はあんがい保守的行動をとるのだ。
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